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佐野慈紀氏のピンポイント指導でコントロールアップ!!


☆Before Point

①コントロールを意識し過ぎて、リリースの瞬間に力が入らず、フォロースルーが安定していない。

②グラブをはめる側の手の動かし方について、意識していなかった。

☆After Point

①しっかりと腕を振り下ろすことで、体重移動がスムーズに行われ、ボールが安定した。

②利き腕だけではなく、両手で投げる意識を持つことで、コントロールの調整ができるようになった。

・草野球では野手をやっているが、今日はボールの握り方や下半身の使い方、腕の振り方など、投手について基礎から学ぶことができました。【30代・女性】

・指摘され、プレートを踏む位置を変えただけで投球の変化を実感しました。【20代・男性】

・プロ野球選手に指導される貴重な体験だった。佐野さんはやはりオーラがありました。【20代・男性】

▼スペシャルコーチ

●佐野慈紀氏(元近鉄バファローズ)

1968年4月30日生まれ。175cm/75kg。右投右打。愛媛県出身。松山商業から近畿大学に進学して、90年に近鉄バファローズからドラフト3位指名を受けて入団。主に中継ぎ投手として活躍し、96年オフには中継ぎ投手として日本人初の年俸1億円プレーヤーとなる。99年オフに中日ドラゴンズに移籍した後、米独立リーグでもプレーした。引退後は野球評論家、解説者として各テレビ・ラジオ局などで活躍。12年からはBCリーグ・石川ミリオンスターズの取締役に就任。

●通算成績

353試合、41勝31敗、防御率3.80。

▼コーチングスタッフ

●北田純(倉吉東ー明治大学ーJFE西日本)

▼練習メニュー

・キャッチボール

・ウォーミングアップ

・佐野氏による直接指導

・ネットスロー

・トレーニング

・ストラックアウト

・特殊ボールによるトレーニング

「試合を壊さないピッチング!コントロールを立て直す投球術」と題して実施された第2回 teams CAMP。プロ野球で活躍された佐野慈紀氏からコントロール改善法を学ぼうと、12名の受講者が参加。90分という短い時間ながら、ユーモアを交えた指導理論に参加者は引き込まれました。

▼キャッチボール

「コントロールに悩んでいるとは思えない」とハイレベルな受講者たちに驚きながらも、佐野氏が下半身を使ったキャッチボールをレクチャー、最初は慣れない動きに戸惑いながらも、徐々に感覚を掴んでいきました。

「普段何気なくやっていますが、工夫ひとつで全く違うキャッチボールになりました。」

▼佐野氏による直接指導

マウンドでは、佐野氏が各受講者のレベルに合わせた個別レッスンを行いました。普段は野手をやっており、投手初挑戦の参加者にはまず、ボールの握り方から。また、草野球おじさま向けには、年齢を重ねることで投球モーションを変化させなければならないこと。大学まで野球を続けていたプレイヤーには、腰の回転を意識させるためにプレートの左端から投球させるなど、個々のレベルに合わせた指導は、参加者の皆様から大変好評をいただきました。

▼ネットスロー

佐野氏に指摘されたポイントを意識しながら、ネットスローを行う参加者。自身の投げたボールの起動や、投球フォームを撮影したiPadを食い入るように見つめ、何度も投球を繰り返していました。

「佐野さんの指導を踏まえて投球映像を見ることで、自分の悪いところが明確に分かりました」

▼体幹トレーニング

社会人野球出身のコーチングスタッフ・北田によるトレーニング講座。まず、左足を上げた状態で片足立ちのタイムを計り、目をつぶった状態でも挑戦。ほとんどの受講者が数秒でフラフラしてしまうなど、体幹が弱いことが判明。自宅でテレビを見ながらでもできる体幹トレーニングを紹介しました。

全メニューを終えて、佐野氏は「一番大切なのは、打てるものなら打ってみろとバッターに投げ込むこと。コントロールが乱れた時に、ど真ん中に投げることができるピッチャーを目指してください」とあいさつ。ユーモアを交えた講義に、終始笑顔の溢れた90分となりました。

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